不動産売却を考えるときは、まず、売ろうとしている物件がどんな物件であるかを知ることから
始める必要があります。今回は、浸水リスクについてお話してみたいと思います。
台風などの影響で、水源地域に雨雲が停滞し、激しい雨が長く続くと、河川が増水し、
浸水被害が生じることがあります。
以前に、川崎市でタワーマンションが浸水してしまったことが話題になりました。
河川の近くの低地には一定のリスクがあるわけですが、
とりわけ旧河道にはより注意が必要であることが知られるようになりました。
旧河道というのは、昔に川が流れていた跡の地形で、一般的には砂の層でできている場合が多く、
地震時に液状化が起こりやすいと言われています。
また、周囲より1~2m程度低いため、現在も地表水が集まりやすく、またわずかな降雨でも浸水しやすいため、
浸水深・浸水時間とも大きくなります。
出典:国土地理院ウェブサイト
上の図は、国土地理院が提供している「治水地形分類図 更新版(2007~2021年)」を
プリントスクリーンしたものです。青色横線縞模様の部分が旧河道です。( 凡例はこちら )
旧河道のほかに、「盛土地・埋立地」、「微高地(自然堤防)」、「砂州・砂丘」などについても
知ることができます。普段目にしているものとは別のものが見えてきますね。
慣れてくると、普通の地図を見ただけで何となく想像がついたりします(笑)
よく見ると、河川の近くの低地であっても、神社や寺院などは、「微高地(自然堤防)」、
「砂州・砂丘」にあったりします。先人の知恵って侮れないですね。
「そういうことは、買うときに教えてよ!」と思われるかもしれませんが、
買う人の中には、そういうことを気にされる方もいらっしゃいますので、
売主様にとっても無関係ではいられないポイントになります。
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